今がシーズン!ワキガ・多汗症治療 ミラドライとビューホットの違いは?

新生活がスタートし、様々な人との出逢いがはじまるこの時期は、人との接触回数も増えるので身だしなみを特に気にする時期です。身だしなみといっても様々ありますが、どうしても改善が難しい「身だしなみ」もあります。それが「臭い」です。消臭剤や香水・制汗スプレーなどで、多少の臭いをごまかすことはできますが、多汗症によるワキガ臭は簡単には改善できません。
初めての方と面談したり、学校で先生との面談したり、目上の人や上司との面談など、緊張した時にかいてしまう汗は、後からどうしても匂ってしまいます。汗は皮膚にある汗腺という器官から出てきます。汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺があり、普段かく汗は無色で無臭で体全身にあるエクリン腺から主に出る汗です。これとは異なり毛根や皮脂腺の近くにあるものがアポクリン腺です。独立して皮膚に開口しているエクリン腺とは異なり、アポクリン腺は汗を分泌した際に脂質やたんぱく質などの臭いのもとになる成分を多く含んでいます。アポクリン腺は特にわきの下に多く分布していますので、緊張して脇汗をかくと、臭いの原因となる汗をかいてしまいこれがワキガや多汗症の原因となります。
ワキガ・多汗症には様々な治療方法がありますが、今回はミラドライとビューホットの違いについて説明したいと思います。

 

■最大の違いは「厚生労働省認可の医療機器であるかどうか」

ミラドライとビューホットはどちらが効果があるの?
そのようなお話がよく出ますが、それぞれにメリットとデメリットが存在し、照射の仕組みも大きく異なります。
まずタイトルにもあるように、ミラドライは日本の厚生労働省から認可を得ているため、治療における安全性が高く、治療における効果も国が認めている。ということになります。
一方のビューホットは未承認医療機器なので、効果は実証されていない。と言われがちです。
しかし、それぞれメリット・デメリットがありますので、自分に合った機器やクリニックを選定することが重要です。

 

■異なる照射方法とメリット・デメリット

ミラドライは、わきの下の汗腺が集まるエリアに「マイクロ波」を広範囲に照射して、2種類の汗腺に熱ダメージを与えて、汗の発汗機能を停止させることができます。これは電子レンジをイメージするといいでしょう。食材の表面に傷はつかず、食材の内側から熱を持たせるイメージです。内側にある汗腺がこの熱によって破壊され、汗が抑制されることになります。しかし、吸引による腫れや内出血が起こる場合があり、これがミラドライのデメリットとなります。かわってビューホットは、フラクショナルRFといわれる高周波を使ってピンポイントで汗腺を破壊する方法です。皮膚に無数の針を刺しその針先に熱を浸透させるイメージです。皮膚にレーザーの針を刺すことになりますので、施術後は患部にカサブタのようなものができます。

 

■治療方法の違い

ミラドライは、マイクロ波を広範囲に照射するので、エクリン汗腺も逃さずに照射ができます。またマイクロ波の性質から水分が集中するポイントに特に効果を発揮するので、水分を発汗させるエクリン汗腺にも反応するので、わきが・多汗症どちらにも効果があると言われています。
ビューホットは、多数のレーザーの針が汗腺にダメージを与えますので、数の少ないアポクリン腺にも効き目があるとされています。
逆に表皮に多数存在するエクリン腺の全てに対してアプローチするこは難しく、多汗症対策には向かないとも言われています。しかし、臭いの元となるアポクリン汗腺に効果が期待できるため、臭いを発するワキガ改善に適しています。ミラドライ・ビューホットそれぞれ特徴が異なります。施術の際は自分では判断せず、信頼できる医師へ相談することをお勧めします。

 

■美容クリニックの集客はお任せください

こちらに記載した「脱毛・多汗症」治療は、ごく一部の情報です。日本には多数のワキガ・多汗症を治療するクリニックが存在します。是非、あなたに合った医師やクリニックに出会えることを応援しています。
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