たるみの解消やリフトアップ、小顔などに効果があることで注目が集まっている医療HIFU（ハイフ）は、クリニックだけでなく患者様からの注目度も高く「HIFU治療を受けたい」というお問い合わせを受けたことがあるクリニック様もおられるのではないでしょうか。
注目度が高まっていることもあり、医療HIFUにはすでに多くの機器が開発、リリースされています。これらはいずれも医療HIFU機器ですが、それぞれの製品には特徴や違いがあります。
今回は、医療HIFUの代表的な機器をご紹介し、それぞれの特徴や機能比較をしてみたいと思います。機器導入の参考にしていただければと思います。
■なぜ医療HIFUが人気なのか
HIFUは「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字を並べたもので、高密度焦点式超音波と訳されています。専用のHIFU機器を用いて肌の内部に超音波による熱エネルギーを届け、皮膚のたるみやしわなどを改善できることができることで人気を集めています。
なお、HIFUはエステサロンでも行われていますが、エステサロンで施術することができるHIFUはエステ用のものに限られており、医療HIFUと比べると出力が小さく、その分効果を実感しにくいといわれています。安全性の観点からもHIFUは医療機関で受けるのが無難かつ効果的であるということから、美容クリニックでの施術を希望する患者様が多くなっています。
■人気医療HIFU機器3選
多くのクリニックで導入されており、患者様への知名度も高い人気のHIFU機器を3つご紹介します。
・ウルセラ
アメリカのウルセラ社が開発、販売している医療HIFU機器です。医療HIFUの草分け的な存在なので、すでに導入しているクリニックは多いと思います。患者様からの知名度も高く、ウルセラを使用していることで安心感を持つ方も多いでしょう。
アメリカ製ということもあってか照射のパワーが強く、それゆえに痛みを感じる方が多いと言われていますが、その分効果は大きく、短期間で結果を実感したい方に適しています。他社の医療HIFU機器と比べて照射の温度も高いことからコラーゲンの増生効果も期待できます。
・ウルトラセルQ+
美容医療機器の開発に定評のある韓国のJeisys社が開発している医療HIFU機器です。イントラセル、イントラジェン、ハイフという3種類のレーザーを1台で使い分けることができるのが大きな特徴です。「本業」であるたるみ解消やリフトアップ効果に加えて肌の再生を促進する機能が高いのもメリットといえるでしょう。
・Newダブロ
上記のウルトラセルQ+と同じく、韓国のメーカーによる製品です。韓国Hironic社によって開発された医療HIFU機器です。世界初の医療用ハイフ（超音波）とRF（高周波）を同時に照射できる優れもので、わかりやすく言えば、サーマクールと医療ハイフの2つの効果が同時に実現する機械です。たるみを筋層からリフトアップ、直接真皮深層にアプローチしながら、RFとの相乗効果により引き上げと同時に引き締めが可能な次世代リフトアップマシンです。
■大切なのは、患者様の目線
今回は医療HIFU機器として知名度が高いものを中心に3つをピックアップしてご紹介しましたが、これら以外にも主要な医療HIFU機器はまだまだあります。以前と違って患者様は自分でネットなどを使って十分な知識を得てから美容施術を受ける傾向が強く、自分の要望や状態に応じて医療機器からクリニックを選ぶことも少なくありません。
そんな時代の美容クリニック集客では、患者様の目線に立った機器選びが求められます。
東通インテグレートは医療HIFU機器はもちろんのこと、さまざまな美容医療機器を幅広く取り扱い、豊富な知見を有しています。この総合力をいかして、貴院に最適な医療機器をご提案から導入までワンストップサービスでご提供をいたします。ぜひお気軽にご相談、お問い合わせをお寄せください。
