中古の医療レーザー機器どうされていますか?

近年、医療レーザー施術を取り巻く環境は変化しており、施術単価の下落と施術機器価格の高騰という二重の課題に直面するクリニック様が増えています。これにより、現在ご使用中の医療レーザー機器の処分、特に売却をご検討されるケースが多く見られるようになりました。機器に使用するチップの価格高騰に加え、年間の保守費用も無視できない負担となり、機器の維持には相応のランニングコストがかかります。このような状況下で、皆様は不要となった機器をどのように処理されているのでしょうか。

使わなくなった医療機器ってどうしたらいいの?
不要な医療機器を処分する方法

  • 産業廃棄物として処分する

機器が故障している、または老朽化が進んでおり、再利用が難しい場合は、産業廃棄物として適切に処分する必要があります。医療機器は産業廃棄物の中でも、感染性のものとそうでないものに分類され、それぞれ処理方法が異なります。感染性医療機器は「特別管理産業廃棄物」として、より厳重な管理の下で処理されなければなりません。処分を依頼する際は、産業廃棄物収集運搬業の許可を得ている業者を選定する必要があります。自治体のホームページなどで許可業者を確認できます。

  • リース元に返却する

医療機器のリース契約では、基本は契約満了時にリース会社へ返却となります。所有権はリース会社にあるため、期間満了で使用権が消滅し、機器は返還される仕組みです。期間中に機器が不要になったり、新機種への切り替えを検討する場合は、中途解約という選択肢もありますが、違約金が発生する可能性があるため注意が必要です。リース契約は期間満了までリース料を支払う前提のため、中途解約は契約違反とみなされ、契約書に違約金に関する条項が設けられているのが一般的です。違約金の金額は契約内容によります。中途解約を検討する際は、まず契約書で違約金について確認し、解約した場合と継続使用した場合の費用を比較検討しましょう。契約書の内容が不明な場合は、リース会社に問い合わせて書面で回答をもらうことで後々のトラブルを防ぐことができます。中途解約は違約金が発生する可能性があるため、慎重な判断が必要です。事前に契約内容をよく確認し、リース会社と相談の上、最適な選択肢を選ぶようにしましょう。場合によっては、リース期間満了まで機器を使用し続ける方が経済的なこともあります。

  • 中古医療機器買取業者への売却

中古医療機器の売却は、不要になった機器を有効活用し、クリニックの収益にも繋がるため、非常に賢明な選択肢と言えます。特に、まだ十分に使える状態の機器であれば、廃棄処分するよりも買取業者に売却することで、経済的なメリットを最大限に引き出すことができます。不要になった機器を売却することで、新たな収益源となります。特に、比較的新しい機種や状態の良い機器は高値で買い取ってもらえる可能性があり、新しい機器の導入資金などに充当することも可能です。機器の状態は査定額に大きく影響します。日頃から適切なメンテナンスを行い、良好な状態を保つことが重要です。傷や汚れが少ないほど、高値で買い取ってもらえる可能性が高まります。
中古の高度管理医療機器を扱う業者は、都道府県知事の許可を持った業者となります。この許可を取得しているかどうかは、信頼できる業者を選ぶ上で重要な指標となります。中古医療機器の売却は、単なる処分ではなく、クリニックの経営改善にも繋がる有効な手段です。

中古機器の処理にお困りなら東通インテグレートへお問合せください。

上記で記載した通り、中古機器の処分の方法は様々ですが、中古医療機器は売却することができれば経営改善にも繋がる有効な手段でもあります。中古医療機器のことなら、ぜひ当社にご相談ください。当社は、長年の経験と専門知識を活かし、お客様のあらゆるニーズにお応えいたします。
また医療機器の選定に関するご相談や、導入後のサポートまで、幅広く対応しております。お客様の状況やご要望を丁寧にヒアリングし、最適なソリューションをご提案いたします。中古医療機器に関することなら、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。お客様の医療現場を力強くサポートいたします。

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