古河電池株式会社 様
古河電池株式会社様は、自動車、ビル、公共施設、鉄道、航空、宇宙にいたるまで、幅広い分野において蓄電池・電源装置および関連サービスを提供している会社です。横浜市保土ケ谷区に本社を置き全国に支店・事業所を展開しています。
2023年3月、受付待ちトラックの渋滞解消のため、いわき事業所の入口にカーゲートと車両番号認識カメラシステムをご導入いただきました。日常的にシステムをどのように活用されているのか、古河電池株式会社 執行役員 いわき事業所長の新妻郁浩様と総務グループの川端健太郎様にお聞きしました。
古河電池株式会社
執行役員 いわき事業所長 新妻 郁浩氏
いわき事業所 総務グループ 川端 健太郎氏
課題
導入効果
新妻氏:
いわき事業所には1日約400台のトラックの出入りがあり、入構時には1台ずつ受付手続が必要です。従来は、ドライバーが車から降りて守衛室に立ち寄り、受付票に必要事項を記入して、それを守衛が管理日誌に書き写すという作業を行っていました。通行管理とセキュリティのためにそうしていたわけですが、業務上どうしても混み合う時間帯があり、毎日のように受付待ちのトラック渋滞が発生していました。
川端氏:
慣れているドライバーでも手続きに最低5分はかかりますし、悪天候の日に外で列に並ぶのは大変です。風が強い日に、受付票が飛んでいってしまったこともありました。
新妻氏:
継続的に出入りしているトラックにも、入構の都度手続きをしてもらっていたので、ドライバーは負担だったと思います。まずは継続取引がある車両の負担だけでも減らせないかと考え、偶然ダイレクトメールをいただいた東通(東通インテグレート株式会社)さんに問合せをしました。2022年6月のことです。
川端氏:
どんなソリューションがあるのか全くわからなかったので他社にも相談しましたが、専門知識のない当社に根気よく付き合い、いろいろな提案をしてくれた東通さんにお願いすることにしました。
川端氏:
はじめから会社の正面入口に取り付けるのは少し不安だったので、まず従業員駐車場で試してみようと思いましたが、実物を見てその不安は無用と分かり、テストなしで本稼働することに。年度末の導入だったので短期間で施工しなければなりませんでしたが、東通さんのご尽力で予定通り稼働スタートできました。
新妻氏:
現在は、継続的に出入りしているトラックを登録車両として登録し、自動受付しています。カーゲートの手前の道路にループコイル(車両を検出するセンサー)を埋設し、ゲートには車両ナンバーを認識するカメラを設置して、登録されたナンバーの車両が検知されると、自動的にゲートが上がって通過できる仕組みです。
川端氏:
受付が自動化されたことで、これまで5分以上かかっていた受付が、車に乗ったまま、わずか10秒で完了できるようになりました。これにより、ドライバーだけでなく、守衛の負担もかなり減ったと思います。現在の守衛の仕事は、登録車両のモニター監視と未登録車両の受付に簡素化されています。
新妻氏:
天候問わずスピーディに入構できるようになったのは、本当に大きな成果です。ドライバーからの不満の申し出も減りました。また、入口を遮断機のあるゲート式にしたことで、「ここから先は自由には入れない」とドライバーに認識させるセキュリティ効果も生まれました。
新妻氏:
今回の導入で、積年の課題だった渋滞をやっと解消することができました。これをモデルケースに、同じように入口の渋滞問題で悩んでいる他の事業所にも展開できればと思っています。将来的に未登録車両の対応も自動化できれば、守衛業務を無人化することも可能だと思います。まだまだアップグレードしていきたい点がありますし、運用する中で新たな課題も出てくるでしょう。定期的なメンテナンスも必要ですので、今後も東通さんにはぜひお付き合いいただければと思います。
川端氏:
最初から最後まで、「東通さんは面倒見が良い会社」という印象は変わりません(笑)。導入プロジェクト立ち上げの日もわざわざ来てくださって。ボタンの使用感が少し悪くて、自分達で直そうかと言っていたときも、いち早く気づいて「直しておきました!」と。よく見てくれているなと嬉しかったです。
新妻氏:
幅広い業界に通じているのが、東通さんの素晴らしいところ。当社ではこれから事業拡大に向けてさまざまな取り組みを行いますので、ぜひ相談に乗っていただければと期待しています。
まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせは無料です。
修理のお問い合わせもこちらからどうぞ。
フォームまたはお電話からお問い合わせいただけます。