東武ホテルグループ 仙台国際ホテル 様
仙台国際ホテル株式会社様は、仙台市都心部の東二番丁通り沿いに建つ東武ホテルグループのホテルです。杜の都のリーディングホテルとして、常に快適さと機能性、最適なおもてなしの心を追求しておられます。
館内には、東通(東通インテグレート株式会社)が提案した顔認証入退室管理システムとデジタルサイネージをご導入いただいております。ご導入の経緯や使い勝手について、堀川順弘様にお話を伺いました。
仙台国際ホテル株式会社
元専務取締役 総支配人
堀川 順弘 氏
2018年に私がこちらに赴任して真っ先に取り組んだのが、あらゆる面での構造改革でした。今後、人口減に伴い、ますます人手が足りなくなっていくことは確実です。そうした状況下でもお客様にご満足いただけるサービスをご提供するためには、業務効率化による生産性の向上を推進していかなければなりません。そのための手段の一つが、デジタル化でした。親会社の東武鉄道も類に漏れず、世の中の動きはデジタル化によりビジネスを変革していく「DX」化へと向かっております。ですから、当ホテルにおける顔認証システムやデジタルサイネージの導入も必然の流れでした。
1階の従業員・業者通用口と、4階の事務所入口の2ヶ所に導入しました。導入前は従業員・業者通用口に24時間人員を配置し、出入りする人を逐一チェックしておりましたが、その必要がなくなり、人件費の負担減につながりました。また、4階の事務所はそれまで不特定多数の人が出入り可能で、個人情報等を扱っている業種として問題があると感じていました。顔認証システムを導入し、登録した人しか入室できないようにしたことで、入退室管理はもとより、セキュリティの強化を図ることができました。カメラに顔を向けると瞬時に認証されますし、社員証やICカードを取り出さずに入室できるので、非常に便利です。将来的には、VIP顧客に対するワンランク上のサービスの提供などにも顔認証システムを活用していけたらいいですね。
それまで行燈を含めた宴席のご案内などは、その都度、人の手で紙に書き起こし、印刷し、掲示しておりました。書き損じたら一から書き直しが必要ですし、終了後は掲示したものを撤去しなければなりません。非常に非効率的で人の手間がかかるやり方でした。また、少額ではありますが、紙代、インク代などもかかっておりました。これをデジタル化したことで、人件費や消耗品費のコスト削減につながっています。
1階ロビーではレストランやラウンジなどの館内施設のPRにもデジタルサイネージを活用しております。今後はお客様の観光に役立てていただけるよう、宮城県の観光スポット情報やグルメ情報などを流すことも検討中です。
特にお願いしたいのは、資金計画の部分に関するプレゼン力の強化です。ただ商品の魅力をアピールするだけでなく、その商品を導入することで、短期間に投資回収できるのかといった先々の費用対効果までプレゼンテーションしていただけると、導入に対する意欲がもっと湧くと思います。財務コーディネーターのような視点を持ち、収益の面まで一緒に考えていただけるとうれしいですね。経験豊富な東通さんですので、それもきっと可能なのではないでしょうか。今後とも期待しています!
顔認証システム
人の顔を認証して出入口のドアを開錠。カードなどのように忘れや紛失などのリスクがない高度なセキュリティシステム
デジタルサイネージ
テキストだけでなく画像や動画などの情報を手軽に、タイムリーにそして効果的に配信できるため、顧客満足度や販促効果の向上に大きく貢献
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