クリスロード商店街振興組合 様
クリスロード商店街振興組合様は、1963(昭和38)年に商店街振興組合として東北で第一号認可を取得した歴史のある組合です。JR仙台駅から徒歩5分ほどに位置する全長285mのアーケード街の中に、現在156店舗が出店し、振興組合への加入率は100%を誇っておられます。
2023(令和5)年8月より、Googleビジネスプロフィールでの集客を一括支援するサービス「ライクル」を運用されており、東通(東通インテグレート株式会社)では提案から運用後の検証・分析に至るまで一貫してサポートをさせていただいております。導入した理由、導入後の効果などについて、同振興組合理事の早坂様、事務長の倉片様にお聞きしました。
株式会社早坂サイクル商会 代表取締役 兼
クリスロード商店街振興組合 理事
早坂 武氏
クリスロード商店街振興組合 事務長
倉片 康雅氏
コロナ禍を機に、当商店街では来店客が減少傾向にあり、危機感を抱いておりました。そんな時、宮城県商店街振興組合連合会のセミナーで、Googleビジネスプロフィールの活用次第で来街者の増加が見込めるというお話を聞き、Googleビジネスプロフィールの導入を考えるようになったんです。そこで以前からお付き合いのあった東通さんに、補助金を絡めた形でご提案いただけないかと相談をもちかけました。
東通さんからご提案いただいたのが、多店舗本部に特化したGoogleビジネスプロフィール運用支援サービス「ライクル」です。また、補助金については、宮城県中小企業団体中央会様から調査研究事業として交付していただけることになりました。宮城県中小企業団体中央会様は、宮城県に23ある商店街振興組合で組織される宮城県商店街振興組合連合会の事務局を担われているほか、宮城県から商店街活性化のための事業を受託されています。調査研究とイベント事業のうち、今回の取り組みを調査研究事業として認めていただきました。
東通さんには、各店舗事業者向けにGoogleビジネスプロフィールの情報登録・更新・運用を一括で支援していただいております。導入前には、組合員に対して運用研修会や、活用メリットを学ぶセミナーなども実施していただきました。
聞くところによると、商店街としてGoogleビジネスプロフィールを運用するのは全国的にも初の試みとのこと。東通さんは当商店街での事例を軌道に乗せるため、組合員の不安や心配の声を払拭すべく全力でサポートしてくださいました。組合員へのアンケートの結果、大多数の人が東通さんのサポートのおかげでGoogleビジネスプロフィールへの理解度が上がったと回答していました。
取り組み後、Googleビジネスプロフィールのレポートを見ると、1店舗あたり閲覧ユーザー数の平均数値は上昇傾向にあり、2024(令和6)年1月には昨対比で約2倍に増加しました。特に「スマホでのマップ閲覧数」や「スマホでのキーワード検索数」が増加しています。とある店舗では、「スマホでのマップ閲覧数」が2023(令和5)年12月は前月比で約8万、翌年1月はさらに約6万増加したとのことです。
また、われわれ振興組合では、商店街共通のイベント情報を各店舗のアカウントで発信し、イベントの露出機会や来店の増加に貢献することができました。各店舗がもつ個性やこだわり、想いをGoogleビジネスプロフィールを活用して丁寧に発信していけば、店舗の集客力向上に確実につながるという手ごたえを感じましたね。
現状、取り組み具合は店舗ごとにまだまだ差がありますが、今回の商店街としてのGoogleビジネスプロフィール推進は、多くの組合員にとって、次世代へ向けて必須である「デジタルでの情報発信」の意識向上につながったことと思います。今後はさらに店舗への活用施策を強化し、インバウンド客を含めた商店街の集客につなげていきたいと思います。また、人流調査などを行って、その調査データとGoogleビジネスプロフィールを掛け合わせて活用し、もっと面白い取り組みやより良い効果につなげていきたいという構想ももっておりますので、今後とも東通さんにはお力添えいただければ幸いです。
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