社会福祉法人創世福祉事業団 特別養護老人ホーム 大信「聖・虹の郷」 様
社会福祉法人創世福祉事業団様は、「キリスト教の愛の心、奉仕の心、神と隣人に仕える心」を事業理念とする創世グループのグループ団体として、1981年(昭和56)年に設立されました。現在、福島県内で22の介護福祉施設や保育園・幼稚園を運営されております。
そのうちの一施設、大信「聖・虹の郷」様(2005年開設)は、ユニット型個室を中心とした特別養護老人ホームです。2021年3月に構内Wi-Fi設備とタブレット端末、2022年3月にPHS連動型ナースコールをご導入いただきました。それぞれの利用状況や効果などについて、施設長様にお聞きしました。
課題
導入効果
PHS連動型ナースコールの最新機種に入れ替えました。これまで通り、施設内のどこにいてもナースコールに対応できるほか、ナースコール親機には入所者様の情報や呼び出し履歴が蓄積されるため、介護計画の立案などにも役立っています。入所者様の呼び出しが同時に重複しても、親機のタッチパネルに4件までポップアップ表示される機能もあるので見逃し防止になっています。
以前は、外線や内線の通話中にナースコールが入ると通話が途切れてしまうことがありましたが、それがなくなり、職員同士のコミュニケーションや連携もスムーズに図れるようになりました。また、PHS(ハンディ―ナース端末)の防水機能が以前よりアップし、施設内の水回りでも安心して使用することができるようになりました。水没による交換コストは大きく削減されています。入所者様にとってもナースコールは命綱ですから、最新ナースコールの導入は安心感につながっていると思います。
Wi-Fiは、タブレットで介護記録を入力できるようにするために導入しました。それまでの介護記録は手書きで記入しており、時間がかかって非効率でした。タブレットで介護記録アプリを用いることで、時間を短縮し、もっと入所者様のケアに専念できるようにしたいという職員共通の課題を解決することができました。Wi-Fiの構築によって、複数のタブレットやパソコンでもリアルタイムにデータを共有できる環境が整っています。
朝の申し送りや勉強会などは、それまで職員を一ヶ所に集めて行っていましたが、それぞれの居場所でWeb会議ツールを用いて行うようになりました。コロナ禍において集合せずとも行えるようになったことは、感染防止・危機管理という点でもメリットがありましたね。ご家族との面会もオンラインで実施できるようになったことも、Wi-Fiを導入して良かったと感じた点です。職員がWi-Fiを活かして「こうしたらもっと便利になるのでは?」と随時アイデアを出してくれており、想定していた以上に利便性を感じています。
もともと法人の方では東通(東通インテグレート株式会社)さんとの長いお付き合いがあります。当施設が東通さんに依頼したのはWi-Fi導入の時が初めてでした。他社に比べて調査などの対応が非常にスムーズで、営業の方も工事に来られた方も一つ一つの説明が細やかな上、逐一確認しながら進めてくださるのでとても安心でした。アフターフォローが行き届いているのも心強い点です。
介護の現場は人手不足と言われていますが、当施設も例外ではありません。人手が足りない中で、いかに職員の負担を軽減しつつ、お一人おひとりに合った質の高いサービスをご提供していくかを常に考えております。情報通信の分野にはまだまだ介護の現場に役立つシステムやツールがたくさんあると思いますので、東通さんの知識と経験でぜひ多彩な提案をしていただけると助かります。よろしくお願いいたします。
ハンディナースコールシステム
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Wi-Fi・ルーター関係
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